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妙安寺:御朱印(9月)

2022/09/09

中秋の名月に秋空が色濃く映えます。

秋の訪れをひしひしと感じる今日この頃…。

皆様方はいかがお過ごしでしょうか。

本日は弊社の提携寺院でもあり、日頃からお世話になっております

西尾市上永良町の妙安寺さんに伺わせて頂きました。

此度は日頃のご挨拶に併せて9月初旬にお願いをしておりました御朱印を頂戴しに参りました。

『宗歌 月かげ

『月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ』

この歌は浄土宗の開祖 法然上人のお歌であり、浄土宗の宗歌で御座います。

月影とは月の光。

月の光が届かない人里はありません。

月の光は、野山や里をくまなく平等に照らしていても、その月を眺める人でなければその美しさは心に伝わらない と・・・

月の光は闇夜を照らしてくれます。

ですが、月を眺めて光が有難いと思う人はなかなか居ないのではないでしょうか。

私たちの日々の生活を振り返るとき、「当たり前 当たり前」と過ごしていることが多く御座います。

当たり前ということが「実は有り難い」と知らされるのが・・・

昨今のコロナ禍における私たちの日暮らしなのかも知れません。

今まで気づかなかったことに気づかせてもらう。

今まで見えなかったことが見えてくる。

解釈は様々かもしれませんが・・・

心に思う部分を法然上人が仏法を通し、お歌として教えて下さったのかと。

お歌が詠まれ800年を経た今日も、その教えは多くの人々の「心のよりどころ」となっているのでしょう。

最近はコロナ禍においても日々緩和状態になりつつあります。

本来の有り難い平穏を願い、この辺りにてお終いにさせて頂きます。

夏の疲れが秋にでると申します。

吹く風も心地よい季節、どうぞお健やかにお過ごしくださいませ。
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